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作業を通じて

 有床診療所に勤務している作業療法士です。
 最近行った作業を通じて、作業の魅力を実感したので書きたいと思います。
 右側の麻痺があり、言葉が上手くでない障害のある方が、中庭にあるきんかんの木を指差し、「これ」とジェスチャーを交えながら『剪定をするべきだ』と伝えてくれました。そこで一緒に剪定をすることにしました。
 杖を使って段差を降り、どれを切ろうかと木を覗き込んだり、歩きながら選び、左手で鋏を使って器用に切ります。普段は自分の思いが伝わらず、イライラすることもありますが、木を通してだと「これ(切れ)」と頼んだり、自然に「よし」と言ったり言葉やコミュニケーションが生まれます。また、廊下を通る患者さんやスタッフが「剪定してるの」「すっきりしたね」など自然と声をかけて下さったりします。そして気がつくとあっという間に時間がたってしまいます。
 作業をすることで、様々な運動要素、また言語や感情・人との交流が生まれます。また、作業の途中や出来あがったときに見せるその方の真剣な表情や満足そうな表情は作業のすばらしさを実感させられます。
 そのような作業の魅力を自分自身も考えながら、これからも利用者の方にとって、意義のある作業を一緒に取りくめるよう支援していけたらと思います。
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