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高齢化社会と肺炎

みなさんこんにちは。
私は病院リハビリ室に勤務する5年目の言語聴覚士です。

先日、厚生労働省から平成23年に亡くなった方の死因(原因)が発表されました。
これまでは、がん・心臓病・脳卒中という、いわゆる三大疾患が1~3位を占めていましたが、平成23年は「肺炎」が脳卒中を抜いて4位から3位に上がりました。
全体の約10%の方が肺炎で亡くなったそうです。
肺炎の発症には体力の衰えなども関係しているため、もともと年齢が高くなるほど亡くなる方の割合は多い傾向にありましたが、社会の高齢化が進んでいることを改めて実感します。

ところで、私たち言語聴覚士が携わる業務の中に、嚥下(飲み込み)の障害に対するリハビリがあります。
食べ物や飲み物、唾液などが上手く飲み込めず、胃ではなく肺の方へ入ってしまう、これを誤嚥といいますが、このような状態が続くと肺炎になってしまうことがあります。
飲み込みに関してのリハビリですので、当然、その目的は「安全に食事をしていただく」ことなのですが、そこには同時に、「誤嚥による肺炎を予防する」という意味合いが含まれています。

今後、肺炎の予防という観点からも、嚥下障害のリハビリに対するニーズは更に増えていくように思います。これからも、高齢者の方や病気で食べることが難しくなった患者さんに、少しでも長く安全に食事を続けていただけるよう取り組んでいきたいと思います。
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